例: 2021 Abox展
ごあいさつ
この目黒美術館区民ギャラリーで2019年に開催した 「Abox Photo Academy 写真展」 から 2年が経とうとしています。 その時の展示に触れ、同じステージを目標に当校の門を叩いてく た新しい仲間たちを含め、2回目となるグループ展に漕ぎ着けました。ご協力いただきました 方々、そしてご高覧くださる皆様へ心より御礼申し上げます。
1年前から私たちは目に見えないウィルスに生命と生活を脅かされ、怯え苦しんできまし た。 Abox Photo Academyにおいてもカリキュラムの継続が危ぶまれましたがオンライン講 座で対応し、メンバーは自粛期間中も創作を継続してきました。 もちろん屋外での活動には制 約がありましたが、各自がそれぞれの生活圏内でテーマを見出し向き合ってきたのです。 感染に対する恐怖とともに経済的な不安が世界を覆う中、グループ展の開催はまだ早いので はという声も上がりましたが 「写真」という表現手段を持つ私たちは、今こそ各々のメッセー ジを発するべきだと決意しました。
今年もAbox 富山校のメンバー2名を招待作家として迎えました。それぞれの境遇でこの時 代を生きる写真家たち 総勢15名の力作をご覧ください。
Abox Photo Academy 塾長 高崎勉
「2021 AboxPhotoClubToyama写真展」のあいさつ文を使っての講義です。